◆フランツェット= フォン=クローテヴォール◆

「捨ておけ、所詮、烏合の衆のたわ言だ。
それより、ベルシュタイン公との会合の予定はどうなっておる?」

・枢機卿の一人、エルフの一族でありながら
中央教会の中心に座する特異な人物。
シャウディン市長を兼任する。
野心家で、時期主席枢機卿の座を狙う彼にとって
民主の支持を得ているフレイアとフィアーナが邪魔であり、
この二人を如何に失脚させるかに腐心する。
武力として己の騎士団を持たない彼は
ステアホーフェン家と反目するベルシュタイン家に近づこうとする。
高い見識と合理的な判断力を持つ有能な政治家だが、
そのあまりに合理的な施政手腕ゆえか
市民からの支持も賛否に分かれる。

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